2022.09.18 | ブログ, 整備・車検
モデル991、981ボクスター、981ケイマンでほぼ必ずぶち当たるであろう内装劣化の1つ「ドアトリム上部の反り上がり(浮き上がり)」(718シリーズも今後あるかも…)
実はオートカフェでもこれまでこの「ドアトリム上部の反り上がり(浮き上がり)」には結構泣かされてきた経緯があります。
商品化するために仕入れたポルシェはオートカフェに到着した際に外装の状態やエンジンコンディションの確認、これまでに修復箇所があるかないかを細かく点検する【入庫チェック】作業を必ず行なっております。
その入庫チェック時に「あ…結構反ってきてるなぁ…」と見受けられる個体があります。
この現象は不思議なもので、明らかに屋内保管で外装もものすごく綺麗に扱われてきているような個体でも起きてしまう事があるという事。
そして多くの個体では気にならないまでも、よーーーく見るとその前兆のような僅かに反り上がりが発生してきている…のか!?と二度見してしまう事が増えてきました。
このドアトリムの変形はドアの内張を新品交換すれば(対策されているかまでは不明ですが)もちろん綺麗になります。しかし、費用も高額で片側ドアの内張部品だけでもで約50~60万円程の負担となりパーツの入荷にも時間が掛かる場合がほとんどです。
これまで反り上がりに対しては接着剤を使用し内張内部で固着するまで1日以上の時間を掛けておりましたが、やはりそれでも綺麗に仕上がるかは反り上がり状態によってマチマチでした。
その完成形を見ながらも「何かもっと良い方法はないか」「もっとお客様満足度を上げられる仕上がりに出来ないか」をずっと考え試行錯誤してきました。
その努力がついに実を結ぼうとしています!
今まで以上に自信を持ってご案内できるドア内張の反り上がりリペアが完成しました!
もう早速画像でご覧いただきましょう!
このひどい反り上がりが…
こちら!!!
ものすごーーーく綺麗に!
自分たちで言うのもなんですが、クオリティかなり高いです!
作業日数は基本2泊3日、お車をお預かりしましての作業となります。もちろんその間、必要に応じて代車もご用意可能です。
費用も新品交換費用の10分の1くらいでお直しができます。(状態により異なりますのでお気軽にお問い合わせください。)
ドアトリムの反り上がり(浮き上がり)にお困りのオーナー様、または今後ひどくなる前に対処をお考えのオーナー様はぜひご相談ください。