2022.07.16 | 整備・車検
千葉県市川市よりポルシェボクスター(type987)のブレーキ異音点検&ヘッドライトリフレッシュのご依頼をいただきました。 987ボクスターが誕生してからあと数年で20年になります。今でもバリバリ中のバリバリの現役で、他メーカーの20年戦士と比較してあまりに故障が少ないものですから、ネットの情報などでもボクスター(ケイマン)987前期型の故障についての記載は「インタミ」や「6番シリンダー」に偏っていていますね。 同年代の同型車といえばメルセデス・ベンツならSLKでしょうか、BMWいえばZ4になりますかね、それらの故障の発生数に比べたらポルシェの優秀さをしみじみ感じます。車づくりの方向性が違うと言っていしまえばそれまでですが、実際に整備を行っていて体感的に非常に大きな違いがあります。
さて今回のポルシェボクスターのご依頼です。「ブレーキを踏んで離すとカチカチ音がする」ということで点検します。他社で先日ブレーキパッドとブレーキローターをセットで交換をされているとのことでした。
分解し点検してみたところ、社外ブレーキパッドでしたのでズレが生じることから微妙な音が出ます。突起で固定されないパッドはグリスをちゃんと塗布することで対処できるのですが、取付施工された業者様ではグリスの塗布がされていませんでした。 グリスを塗布し&組み直し&テストドライブで完了。
併せて、ヘッドライトの黄ばみ・くすみが気になるとのことで同時に施工です。ヘッドライトのリフレッシュのご依頼はここ数年ものすごく増えております。紫外線が多くなったのですかね。そういうわけでもなさそうです。 ヘッドライトのリフレッシュは色々施工方法はあるのですが、私共の提案とお客様のご希望をよく話をしまして今回は「磨き・クリア塗装・プロテクションフィルム貼り」の方法で施工することにしました。
どっちが施工前でどっちが施工後かは一目瞭然ですね。写真では光の加減もありますけども。ヘッドライトは輝くと車全体の印象が大きく変わります。
今回はポルシェ987ボクスターのブレーキ点検とヘッドライトリフレッシュのご依頼でした。 改めて述べることでもございませんが、ブレーキは大切です。 過去に人為的ミスやメンテナンス不良によって起こった惨状を見てきました。異音や振動、効きが悪いなどなど、少しでも異変を感じたらすぐにオートカフェに点検をご依頼ください。
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