2022.05.30 | 整備・車検
ご購入いただいたお客様のほとんどが施工されるため、コーティングのみでご依頼いただくお客様をお待たせしてしまうといけないので大々的なお知らせをしてきませんでしたが、オートカフェのコーティングは凄いと思います。オートカフェには新商品や新規で始められた業者様の「お試し施工」のご依頼が来るのですが、なかなか導入しているコーティングを超えるものに出会うことはございません。今現在導入しているコーティングは数年ぶりに、それも圧倒的に超えたクオリティです。
工程は、丸3日(場合によっては4、5日)かけて行っていきます。職人2人がかりで下地となるボディに磨きを掛け、肉厚で深みのある艶をもたらす下層と硬度が高く傷と汚れに強い上層の2層のコートでボディを覆い、さらに樹脂部分(エアインテークやスカッフプレート、トランクルームカバーやワイパーカウルなど)にもコートをします。
まずコーティングでいちばん大切な下地の磨き。
お化粧でいうならスキンケアとかクレンジングとか角質落としといったところでしょうか。この作業に膨大な時間をかけます。この工程がちゃんと出来ていないと、どんなに上等なコーティング剤を塗布しようと美しく仕上がらない為です。当然ですがコーティングは磨いた塗装面(クリア面)の上に乗っかります。人の目にはなかなか見えないようなごく微細な傷はコーティング剤で埋まって見えにくくなるのですが、塗装面(クリア面)の凹凸を極限まで無くなるように磨きをかけることで違いを出せるのです。
この領域での「磨きの腕」の差は無いに等しいほど、どの業者様も匠の技を持つ職人だと思います。違いがあるとすればもう「気持ち」の部分ではないでしょうか。オートカフェではお客様がどこを美的にこだわりたいかはもちろん、どのような想いでこの車と出会いお選びになったかについてよく共有してから施工に入ります。車を綺麗に仕上げる向こう側のお客様のことを思い施工するように。
欧州車でバンパーやガーニッシュに使用されていることが多い樹脂パーツ(塗装がされていないプラスチック部分)もコーティングしていきます。劣化すると白っぽくなり、よくマーブル模様になっているものも見かけますよね。この樹脂の部分を黒く保つことで車全体の雰囲気がぜんぜん違ってきます。上の写真のようにポルシェ911のバッテリーカバーまわりは水の通り道なので、普通劣化をしていきます。樹脂の部分もコーティングをすることで劣化を防ぎ、フロントのトランク内を開けた時の気分も違ってきます。
スカッフプレートも同じく。足もとが綺麗だとイイですよね。足が当たって傷つきやすいので保護にもなります。
ポルシェ911のチャームポイント、リアのフェンダーアーチ部分を撮影したものです。この光を当てた状態は傷がいちばん目立つシチュエーションです。通常、天使の輪のように無限に広がる磨きキズがボディに映るのですが、反射している天井のライトをご覧ください。天使の輪がありませんね。これが徹底的な磨きによる効果です。
価格を少しでも安く抑えたいのは当然のことです。ですが、磨きの工程を簡素化するようなコストカットはお勧めできません。とはいえ、磨き工程を簡略化するかなどは一般のお客様はなかなか分からないと思いますので、コーティングの液剤の種類に惑わされず、施工方法についてよくヒアリングしてみる必要があります。
最近では千葉県内でも佐倉市、印西市、柏市と、近所の八千代・習志野・船橋以外にお住まいのお客様からもご依頼いただくまでにクチコミで広がり、なかには東京都内や茨城のお客様からもご依頼いただくようになりました。オートカフェではショールーム内でコーティングのデモンストレーションを行っている時がございますので、タイミングが合えばぜひご覧ください。
手に入るのは最高の輝きともう迷わなくてよい安心です。