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2025.02.01 | お知らせ, ブログ, 日常

ポルシェのゴリゴリ音…これって故障?

ポルシェのゴリゴリ音…これって故障?

ハンドル切るとゴリゴリ音が…

オートカフェブログをご覧いただきありがとうございます。
カーライフプランナーの湯浅です。

初めてポルシェを乗るお客様からよくあるご質問で、
「ハンドル切るとゴリゴリ音がする」
というものがあります。
初めて聞くと、

「何か踏んだ!?故障!?」

と思うのも無理はないほどの音と振動がします。
ご安心ください!これはポルシェの魅力をより深く感じられていることになります!
早速この現象について解説をしていきます。(図はmade in 湯浅なので暖かい目でお願いします…)

一般的な自動車は…

一般的な車は、ハンドルを切ってもゴリゴリすることはありません。
これはアッカーマンジオメトリーという構造を採用しているためです。

例えば図のように右旋回をする場合を考えます。
低速域で大きくハンドルを切るとき(駐車時や右左折など)には、左右のタイヤが通る回転半径は大きく異なります。
そのためフロントタイヤの切れ角が同じだと曲がりにくくなってしまいます。なのでタイヤの切れ角を左右の旋回中心点が同じになるようにセットしているのがアッカーマンジオメトリーです。

ポルシェは…

一方でポルシェが採用している方式はアッカーマンジオメトリーではありません。
ポルシェではパラレルジオメトリーといわれる構造を採用しています。

ハンドルを切るとパラレルジオメトリーの場合、タイヤは同じ角度しか曲がりません。
このため、左右の旋回中心点にずれが発生し、タイヤの接地面と路面に摩擦が生じてゴリゴリという音や振動が発生します。
パラレルジオメトリーは、低速ではこのような現象が起きますが、真価は中高速域で発揮されます。
今回も図のように右旋回をする場合で考えます。
中高速域でコーナーを曲がる場合、車には必ず遠心力が掛かり、その荷重を外側のタイヤにかけて内側のタイヤ荷重を軽くすることで、旋回性能があがりスムーズに曲がることが出来ます。アッカーマンジオメトリーでは内側タイヤもその荷重を多く負担してしまうので、その特性を損なってしまうのです。
またアッカーマンジオメトリーに比べて、構造やセッティングが複雑で、高価になります。
このパラレルジオメトリーはポルシェをはじめとして、スポーツカーやレーシングカーに採用されています。

ポルシェの証と誇って欲しい

解説したように、ゴリゴリ音はスポーツカーに多く採用されるパラレルジオメトリーの特性であることがわかりました。
またポルシェに装着されているタイヤは、高性能で熱に強いものが使われていますが、その反面、冷えた状態ではとても固く、
特に摩擦が強くなりゴリゴリしやすくなります。
つまり、ポルシェのタイヤからするゴリゴリ音は、

「ポルシェが高性能スポーツカー」

であるという証なのです。

まだまだ寒く、ポルシェのゴリゴリ日和が続きますが、ポルシェに乗っているんだ!と是非誇っていただければと思います!

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