2024.11.22 | ブログ, 整備・車検
今回の981のオーナー様は東京都八王子よりお越しいただきました。
八王子は私・押田が整備士のなるために学んだ、日本自動車整備専門学校(現・トヨタ東京自動車大学校)がある地のため、勝手に親近感が湧いてしまいました。
お越しに2時間以上かかったとのことで、片道2時間半かけて通学していたころを思い出しました。
と、前置きはさておき今回の981のトリムの状態です。
毎度お決まり、パックリと浮いて内部が丸見えの状態です。
ドアの内部をご紹介。
1.カーテンエアバックユニット
2.ドアコントロールユニット
3.プレッシャーセンサー(側面衝突感知用/カーテンエアバック)
4.ドアロックボーデンケーブル
5.ミッドトーンスピーカー
6.バスラウンドスピーカー
スピーカー等が付いている黒いパネルの裏側には、ドアガラスを上下させるためのウィンドーリフターや動かすための電動モーターが組み込まれています。
ドアの上部についているカーテンエアバックが展開する際に、ドアトリムの上側を破壊してエアバックが開きます。
そのため反って浮いてきてしまう部分は、クラッシュポイントとなっているため強度があまりありません。
内張りの浮いてくる表皮とは別に、内部樹脂部分も熱や経年劣化により反りが発生しており、表皮を接合しただけでは元の形状には戻りません。
トリム裏側、右上の緑色の部分が熱入れにより溶けた跡がありました。
反ってしまった樹脂を直すために熱を入れたのだとは思いますが、この部分に熱入れを行うとトリムの形状がおかしくなり元の形状には戻らなくなってしまいます。
オーナー様は気が付きにくい部分にはなりますが、隙間や反りが出来てしまう仕上がりとなってしまいます。
過去の修正跡を極力直しながら施工し、かなり良いクオリティーまで復元することが出来ました。
ご所有の981の幌(ソフトトップ)を開けた状態を確認してくれませんか?
幌とリアトランクフードが干渉していませんか?
干渉する状態で開閉を繰り返すと、幌の穴あきやボデーの塗装剥がれの原因になってしまいます。
オートカフェの過去のブログになりますが、詳しくは一読いただけますと幸いです。
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981ボクスターのソフトトップ干渉リペア!
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そのためオーナー様をお待たせする事のないよう、完全予約制にて作業を承っております。
オートカフェは歴史的に後世に価値の残るであろうporscheを、完璧なリペアにて後世に引き継いでいきます。
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