2024.10.12 | ブログ, 整備・車検
『昨日までは天井を気にしたこともなかった…
オートカフェに行くため乗り込んだところ、頭に違和感が…
天井を触ると、生地が垂れさがっている…
あ~これが欧州車によくある天張り剥がれか~!!
話には聞いていたけど、本当に突然の出来事でした~!』
と、車検でご入庫の千葉県船橋よりお越しの718(type982)ケイマンのオーナー様。
多くの自動車メーカーでは天井の室内パネルのことを『ヘッドライニング』という部品名称で表しています。
ポルシェでもヘッドライニングという部品名称を使用しています。
日本では、天張り・ヘッドライナー・ルーフライナー・ルーフライニング・ルーフヘッドライナー・ルーフヘッドライニングと色々な呼び名で表現されています。
そんな多くの呼び名のあるヘッドライニングには大きく3つの役目があります。
1 車室内騒音の吸収
2 車外音の遮音
3 ルーフとの断熱
特に『車外音の遮音』と『ルーフとの断熱』はヘッドライニングが有ると無いとでは大きな違いです。
ヘッドライニングを在庫しているお店はほぼないと思います。大きいのでかなり場所を取ります。
でも、オートカフェでは在庫しています。
なぜ在庫しているか?
981ケイマンと718(type982)ケイマンは911(type991)よりもヘッドライニングが垂れてくることが多く、当社での作業頻度が高く早急に対応できるようにしたい!からです。
911(type991)よりも垂れてくることが多いのはなぜかについては、以前のブログに書きました。読んでみてください!
ポルシェ991・981・982(718)の天井(ルーフライニング)はがれ・垂れ日帰り修理 Vol.2 (auto-cafe.jp)
※在庫(張替済みリビルト品)R6.10.6現在
981ケイマンは、ブラックとルクソールベージュ
718ケイマンは、ブラックのみ。
直近の作業での使用状況により在庫がない場合があります。
内側全体が完全に垂れてしまっています。
天張りを外した状態のルーフの内側。真ん中のシルバーは防振材。
夏場はルーフの鉄板の内側も、火傷するくらいの高温になります。
ルーフの鉄板からの熱を室内に届けないように、耐熱・防音材を合わせて施工。屋根にあたる雨音も小さくなります。
張替済みの当店リビルト品
車両復元にて完成!
車の修理で困るのが、預けて・帰って・引取に行って・また帰って、と移動にかかる時間。
オートカフェまで2往復すると都内だと4時間~、神奈川・埼玉だと8時間~、遠方だと…考えたくもない時間が必要です。
修理は千葉に隣接するや東京・神奈川・埼玉・茨城などはもちろん、栃木・群馬、山梨などからもご用命をいただいており、遠方からお越しのオーナー様のご負担軽減がネックとなっていました。
そして、オーナー様の限りあるお時間を大切にするため、当店張替済みリビルト品を使用することで
『朝10時にお預かりで、15時頃のお引き渡し』の日帰り・当日返しが可能となります。
※徒歩5分圏内に八千代緑が丘駅(東京メトロ東西線直通東葉高速鉄道)・イオンモール・TOHOシネマズなどがあります。
【Porscheあるある整備】
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