2024.09.12 | ブログ, 整備・車検
ポルシェのボクスター&ケイマン981・718(982)型・911の991型のパワーウインドウのスイッチはすごく壊れやすいです。
パナメーラやカイエンも同じです。
無意識にスイッチでガラスアップ作動をすると、スイッチが取れてしまう…。あるあるです。
ヒンジ部分(支点)が細いプラスチックのため、すぐに割れて取れてしまいます。
交換するには鉄の爪4か所を押して引き抜くだけ。
ただドアの内張りを外さないとロックの爪を押せません。強引に行えばドアトリムを外さなくても交換はできると思いますが、高価な内張りは傷だらけになると思います。
内張りを外せば、あとはスイッチを付け替えれば完成です。
接着剤で補修している車両が多い印象の部品です。
今回の車両も半年ほど前に他店様でご購入された981ボクスターでしたが、外れた部位を見ると接着剤が付いていました。もちろんオーナー様はこの事実を知りませんでした。
ポルシェの故障あるあるは熟知しています。
ポルシェの中古車販売をメインとしているオートカフェでは、ご納車前の納車前整備(車検整備同等)時には故障あるある部位は確実に念入りに確認・点検を怠りません。
そして、不具合箇所を発見した際は、新しいオーナー様に気持ちよくお乗り出しいただきたいので交換にて対応します。
ポルシェを修理・整備するにふさわしい作業場となるよう、常に『美』を意識し綺麗な環境でポルシェオーナー様をお待ちしています!
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