2024.09.08 | ブログ, 整備・車検
今年は同世代の911(model991)や718ケイマン(model982)でも、お問い合わせが非常に多くなっています。
近年は夏場の気温が異常に高く、日本は湿度も高いため天張り(ルーフライナー)生地裏側のウレタン層の加水分解が進み垂れさがってきています。
そして特に981は991以上にお問い合わせが多くなっています。
981ケイマン・ボクスターと991は内装パーツが共有されているものが多く、室内だけを見れば大きな違いは感じにくい車種となっています。
しかし目に見えない部分では差を感じることができます。
まずは下の画像を見てください!
↑981ケイマン ルーフ(鉄板)がむき出し
↓991 グレーに見えるのが耐熱防音材
991にはルーフに防音耐熱材が張られていますが981ケイマンには張られていません(中央シルバーのものは防振材です)。
きっとこの違いにより981ケイマンは991に比べ天井が垂れてきやすい!と思っています…。
雨音などの防音効果の向上、ルーフからの熱による室内の温度上昇抑制はもちろん、天張り(ルーフライニング)を守る効果もあると考えます!
※天張りを守る効果についてはオートカフェの希望的観測です…。
今回は埼玉県大宮よりお越しのオーナー様の981の天井(ルーフライニング)の生地張替です。
周りを残して中央部分は全てはがれて垂れてしまっています。
防音耐熱材も併せてご用命いただいたため施工していきます。
張り替えてピカピカの天張りを車両に取り付けて完成です。
車の修理で困るのが、預けて・帰って・引取に行って・また帰って、と移動にかかる時間。
オートカフェまで2往復すると都内だと4時間~、神奈川・埼玉だと8時間~、遠方だと…考えたくもない時間が必要です。
修理は千葉に隣接するや東京・神奈川・埼玉・茨城などはもちろん、栃木・群馬、山梨などからもご用命をいただいており、遠方からお越しのオーナー様のご負担軽減がネックとなっていました。
そして、オーナー様の限りあるお時間を大切にするため、オートカフェにて事前に張り替えた天張り(ルーフライニング)を用意することで施工時間を短くしています。
『朝10時にお預かりで、15時頃のお引き渡し』の日帰り・当日返しが可能となります。
※徒歩5分圏内に八千代緑が丘駅(東京メトロ東西線直通東葉高速鉄道)・イオンモール・TOHOシネマズなどがあります。
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