2024.08.10 | ブログ, 整備・車検
ポルシェの991・981・マカンで多発しているヘッドライト表面のひび割れのような症状。
原因はヘッドライト表面に新品時に施工されているUVクリア層の劣化。他メーカー車でも起こりえる症状ですが、ポルシェのヘッドライトのクリア層は非常に分厚いため、他メーカーよりも目に見えるクラックとなってしまいます。
ヘッドライトが綺麗ではない状態ですと、車両自体もなんだかくたびれた感じになってしまいます。大切なポルシェへの愛着も薄れてしまうくらい、ヘッドライトの輝きは大切です!
そんな劣化してしまったヘッドライトでも、
本日は、同じ千葉県の市原市よりお越しいただいたオーナー様の981を施工です。ピュアホワイトのボデーカラー×ベージュ内装×ブラウン幌がお洒落な981ボクスターです♪
では早速施工に入ります。
↓↓↓ 施工前 ↓↓↓
オートカフェではヘッドライトを車両から外して施工するため、隅々まで磨き上げ再度特殊コーティングを行っています。
まずは、劣化してしまったクリア層を完全に除去するため、磨きこんでいきます。
↓↓↓ 磨き完了 ↓↓↓
ピカピカじゃない!
でも大丈夫!
ここからが一番重要で難易度が高い魔法のような施工の始まりです!
魔法のガスによって表面が新品の輝きに!同時にUVコーティングもされています。
ただ発ガン性のあるガスの為、施工時にはガスマスクが必須です。
車両に取り付けて作業終了です・・・・とはなりません!
ここで忘れてはいけないのが、ライトの点灯確認とヘッドライトの配線を一度外している為、ポルシェ純正診断機にてエラーの確認・消去作業。
ポルシェのコンピュータには現在正常でも過去に不具合が発生した時の記録が残っています。きちんと作業後に確認・消去しておかなくては、今後万が一不具合が発生した際に正確な診断の妨げになってしまいます。
オートカフェではもちろん診断機にて確認を行っております。
と言いつつも、今回の車両のヘッドライトはハロゲン仕様のお車の為、ヘッドライトコンピューターは使用されておりません。
16時にオーナー様にお引き渡し。先日のドアトリムの浮き修理に続いてのご来店ありがとうございました。