2023.02.06 | お知らせ, ブログ
これからポルシェをお探しになる方はこのような迷いをされるのではないでしょうか。
「いったいどこで買えば安心なのだろう」
「やはりポルシェ認定中古車が安心なのではないか」
オートカフェは、販売するポルシェを【オートカフェ認定ポルシェ】と致しました。第三者機関の検査では真似のできない厳しい検査とオートカフェが心からお勧めしたい魅力あるポルシェを認定するものであります。
カーセンサーやグーネットでの掲載車の紹介文に「第三者機関による検査があるから安心」と見たことがあると思います。
第三者機関の検査とオートカフェ認定ポルシェの違いは何でしょうか。
【第三者機関の検査】
・中立な目での信頼をおける検査
・修復歴の有無、板金歴、内外装のダメージを数値で表す検査
【オートカフェ認定ポルシェの検査】
・質の高いポルシェ以外は販売したくない目による検査
・第三者機関の検査に加え、検査員とメカニックによるリフトに上げての検査及びロードテストによる検査
上記が検査の違いです。
第三者機関の検査は事故歴・修理歴・傷のみ行われ、車を動かしての機関検査は行いません。また、地面に駐車したままの状態での検査なので下廻りは覗いて見える傷までになり、アンダーカバーは外さないので、ポルシェの場合アンダーカバーに覆われた内部の機関を検査することはありません。
一方、オートカフェ認定の検査は、検査員の講師を務めた経験のあるカーライフプランナーと工場のサービスアドバイザーがチームを組んで行います。工場のリフトに上げ、アンダーカバーを外し、機関までチェックします。また、複数人での走行検査も行い、目視では気付きにくい小さな違和感まで検査します。
この検査は同時に、在庫車として展示中に安全に試乗が出来るレベルまで整備をするための意味も含んでいます。
中立な目での検査の部分については、「自分自身が堂々と声を大にしてオススメできないポルシェは売りたくない」に勝るものではないでしょう。
その他にも、
・リセールの良いポルシェの中でも更に特性が活かされた希少モデルとカラーへのこだわり
これはオートカフェのポルシェラインナップの特徴ですが、リセールメリットの高いポルシェであることまで認定に含まれています。
こちらについても「自分自身が堂々と声を大にしてオススメできないポルシェは売りたくない」思いに沿ったものでして、「このポルシェは素敵」と心から思うポルシェをラインナップしております。
お客様にはお好みのモデルやカラーのポルシェで楽しんで頂きたいので購入検討の段階でよく相談を受けるのですが、どうしてもうまく答えられない相談があります。
それは、
「(スマホを見ながら)ここの店にこのポルシェがあるのだけど、どうかな?安いよね?」
この相談には「素敵ですね」以外に答えが見つからずにいます。
「素敵なカラーですよね。でもごめんなさい。良いか悪いか、高いか安いかはわかりかねます。」と正直にお伝えしています。
なぜならばその車が実際、
・どんな整備をされてきて今どんな状態なのか
・外装の板金等の修理歴はあるのか、それはどの程度の範囲でどんな仕上がりなのか
・修復歴は無しとされていたとして、グレーゾーンの可能性はないのか
などなど、カーセンサー等の情報画像からだけでは全くわからないからです。
掲載価格の数字は安かったとしても、実際の内容と照らし合わせたら逆に高い買い物もたくさんございます。
特に「修復歴・事故車」のくくりには入らない「グレーゾーン」は軽いダメージだから平気と思いがちですが、事故車を超えるダメージを負ったグレーゾーンはたくさん存在します。
ヒトに例えると「骨折した→事故車。ひどい怪我だけど折れなかったからセーフ!→グレーゾーン・無事故車。」
セーフ・・・そうはならないですよね。
事故車の定義は実際そのような具合です。
なのでいちばん気を付けなければならないのは、もう目に見えている事故車・修復歴車ではなく、見えないグレーゾーンです。正々堂々と事故車と言わずに販売が出来てしまうのですから。
オートカフェの品質管理において、修復歴車は論外ですが、このグレーゾーンのポルシェも店頭に並ぶことはございません。
安心安全はもちろん、素敵なポルシェの証となるオートカフェ認定ポルシェがお客様にとって幸せなポルシェライフへの道しるべとなるよう今後も取り組んでまいります。