2023.02.11 | ブログ
1964年でのフランクフルト・モーターショー発表以来、現在に至るまで第1級の走行性能を持つスポーツカーとして知られており、ポルシェのフラグシップモデルです。デビュー当初から一貫してRR方式を基本としており、21世紀の現在では量産式RR車として、異色の存在となっています。また、1990年代まで四輪車では数少なくなっていた空冷エンジンを搭載していたことでも知られています。
世代ごとにデザインは変化していますが、屋根からテールにかけて繋がるファストバック形状と丸目のヘッドランプは初代以来変わらず、911といえばこのスタイルという特徴となっています。
【来歴】
・初代 「901型」(1964年~1974年)当初はコードそのままに「901」でしたが、プジョーが中央に0が入った3桁番号を商標登録していたため、のちに911へと変更された経緯があります。通称「ナロー」。日本には1965年にミツワ自動車により輸入されています。
・2代目「930型」(1974年~1989年)ターボエンジンが搭載されたモデルが発売、通称「ビッグバンパー」。ボディの種類はクーペとタルガの2種類がラインナップされていました。
・3代目「964型」(1989年~1993年)4輪駆動と4速ATの「ティップトロニック」が登場。愛好家からの人気が根強いことに加え、投機の対象として964の取引相場が異様な高騰をみせるようになっています。
・4代目「993型」(1993年~1998年)「最後の空冷モデル」であることから愛好家からの人気も高く、中古車市場でも高価格を保っています。
・5代目「996型」(1997年~2002年)環境問題による影響で996型より水冷エンジンが採用されました。同時に外観についてもシルエットを変え、911上初めてのフルモデルチェンジとなりました。しかしそんな中でも、911のアイキャッチである丸目とファストバックは継承しております。
・6代目「997型」(2004年~2011年)後期型より直噴式新型エンジンに変更され、新たなAT、7速PDKを採用。
・7代目「991型」(2011年~2018年)スチール・アルミハイブリッドシャーシと呼ばれる軽量金属アルミニウム合金をシャーシに導入されました。後期型は一部モデルを除きターボチャージャー付に移行しました。
・8台目「992型」(2018年~現在。)インタークーラーがエンジン直上に変更され、吸気の冷却性が改善され、初採用のピエゾインジェクターや圧縮比のアップによって更に高出力化されました。またドアハンドルのスムージングやシフトノブの構造変更など近代的な変更も行われています。
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